姫さまと初めての包丁

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野菜切りから始まる一日

最近、料理の手伝いにハマっている姫さまですが、とうとう包丁で指を切ってしまう事件が起こってしまいました。きっかけはサラダに使う野菜を切ってもらっていた時のことでした。子ども用の包丁(と言っても、先端と柄の部分が丸くなっただけの包丁)を購入し、初めて使用する日だったのでルンルンで教えた通りに野菜を切っていました。

事件発生!姫さまの指に起こったこと

ちょっと危なっかしいかなと思って見ていたのですが、それなりにうまく包丁を使っている様子だったので「大丈夫だろう」という軽い気持ちで目を離してしまいました。すると、急にキッチンから叫び声が聞こえました。どうしたのかとキッチンへ向かうと血が出る指を押さえている姫さまの姿が。

血の対応!停血と泣き止ませる努力

「やってしまった!!」という気持ちと気が動転していたので包丁を遠くに置かねば二次災害が起きかねないと思いました。とりあえず、姫さまの子ども用の包丁を遠くへ離し、姫さまの指の手当をすることに。奥さまはちょうど外出中の出来事だったため、坊っちゃまは放置になるが仕方ないと思いながら姫さまの指の治療をすることに。キッチンからリビングに連れてくる時に血がドクドクと出てくる指を見て姫さまは大パニック。

家族の笑顔を守るための奮闘

ティッシュで指を押さえながらリビングに向かいましたが血が止まる様子はありません。どうしたものかと思いましたが少し強めに絆創膏を貼りとりあえず止血することができました。もちろん絆創膏をしても簡単に血は止まるわけなく絆創膏はどんどん血で滲んでいきましたが、泣きじゃくる姫さまに指を抑えるように伝えリビングで休ませることにしました。一方、坊っちゃまはというと泣きじゃくる姫さまと同調して坊っちゃままで泣き出す始末。「いやいや、君は何も怪我をしていないだろうに…」と心の中で思いながら2人をなだめること数十分。ようやく奥さまが帰宅しなんとか子どもたちも落ち着いた様子でした。その日は僕1人で夕食の用意をすることにしましたが、姫さまはお風呂に入ることには指の怪我を見ても泣くことはなくなりました。「ちょと前の姫さまなら泣きながら寝てしまうんだろうな」と思いながら、怪我はしてしまいましたが成長を感じる瞬間でもあり貴重な体験となりました。お風呂に入っても指が痛いはずなのに泣くこともなく、いつも通りにお風呂も上がりベッドイン。

痛みは成長のモト!?

今回の出来事は姫さまにとって大きな体験になったと思いますが、今回の件で料理をすることが嫌にならなければいいなと少し心配な気持ちもあります。子どもの成長にとっていろんな痛みは通過点になり、それを乗り越えると大きく成長できるのだと思います。自分の幼少期を振り返っても肉体的にも精神的にも痛みを伴った時に大きく成長を体感することができました。「まだ2歳児なのにそんな考えは早い」「昭和の考えだ」と言われそうですが、愛しているからこそ大きく成長してもらいたいと思っています。そして、僕たち親はそれをしっかりと支え、見守ることが大切だとも思っています。今回の出来事は奥様とも共有して姫さまのことを見守っていきたいと思います。

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