事務所で仕事をしていると夕方、奥さまから1件のメッセージが届きました。
「姫さまがなぜか公園に行くと言っているよ」
とのこと。確かに珍しいなと思いながら急ぎ仕事を済ませることにしたのですが、こんな時に限ってお客さまから連絡が来てしまい予定していた時間より帰宅が遅くなってしまいました。それでも、姫さまは玄関で靴を履いて待っていたらしく、帰りつくなり
「遅いよ〜!」
と言われてしまいました。
公園に対する欲望
しかし、こんな珍しいことはないので辺りは暗くなってきていましたが近所の公園に行くことにしました。到着して
「何をしたい?」
と聞くと、
「お城、作ろう〜!」
と、これもまた珍しいこと。
砂場でキャッスル
早速砂場に向かい姫さま指示のもと2人でお城を作ることにしました。YouTubeか何かで砂場で遊ぶ動画でも見たのだろうと思いながらお城を作っていましたが、完成したのはお城というより『山』でした笑
「ここに窓を作って〜…」
と、姫さまはルンルンで穴をほり大きなお城が完成しました。
ブランコタイム
目標が達成できたのか砂場から離れると今度はブランコタイム。以前、室内のブランコから落下したことがありトラウマにならないかと心配していましたが無用だったようです。先日も大濠公園でブランコに乗ったし、今回もしっかり楽しめた模様。
「ブランコ、怖くないよ〜!楽しい〜!」
と終始笑顔でした。
最後は滑り台へ
小さな公園なのであとは広場と滑り台がある程度なのですが、最後に滑り台を滑りに行くことに。滑り台はちゃんと階段から登れる仕様なのですが、姫さまのルートはちょっと違います。棒をよじ登っていく方が楽しいらしくサポートしながら上に到着して大満足。そして、いざ滑り台を滑ることに。
「しゅー!!!」
と効果音をつけながら滑っていましたが、思った以上に滑るスピードが早かったらしく1回滑っただけで、
「こわ〜い…」
と。
「今度は手を繋いで滑ってみようか?」
と提案しましたがだめでした。
いつかブランコのように克服することがあるでしょうし、本日はこれにて終了。奥さまからご飯の支度が出来たという連絡も来たので2人で手を繋いで帰りました。
帰り道の公園内に桜があったのですが、さすが満開の日だけあり綺麗に咲いていました。今年はちょっとした夜桜を見ることもできたので公園に来てよかったなと思いつつ、あと何年こうして一緒に遊ぶことができるのかなと感傷に浸ってしまいました。
子どもと遊びたい時に子どもなし
父親の場合、子どもと触れ合う時間は「約3年4ヶ月」と言われているそうです。奥さまからこの話を聞いた時に子どもとの時間の使い方についてしっかりと考えていかないといけないなと思いました。「親孝行したい時に親はなし」という言葉がありますが、まさに逆バージョンで「子どもと遊びたい時に子どもなし」となって後悔はしたくないですよね。
まだまだ子どもと過ごす時間を十分に確保しているとは言い難いですが、これからも少しでも多くの時間を一緒に過ごせるよう努力したいと思います。